やんばる自然塾
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小菅くんです。
 
 小菅 翔大
1982年神奈川県横須賀市生まれ

法政大学卒 在学中はラグビー部

4月からは、消防学校へ通います!


 
「自然塾で暮らして」(2005.04.01)
休憩中です!
 
研修
 私は、神奈川県横須賀市から来た法政大学4年のラグビー部員です。 世間知らずでラグビーしかやってきていない私が、横須賀から遠く離れた沖縄県東村の自然の中で働き、色々なことを学びたいと思い、このやんばる自然塾になんとか研修生として迎えてもらいました。 那覇空港からバスに乗って2時間、源河というバス停からバスの運転手に 「そのぐらいなら歩けるよ」 といわれ、3月前半に24℃の暑さの中、大汗かきつつ2時間歩いてやっと着いた東村。 それから始まった研修も今日でついに最終日。 あっという間に過ぎてしまいましたが、この研修期間に私が感じた東村の自然について振り返ってみたいと思います。
自然
翔大と見つけたルリスズメダイ
 自然塾のメインでもある慶佐次川カヌー体験に、研修スタッフとして何回か同行させてもらいました。 スタッフとしての同行ですがどれもこれも新鮮なものばかりで思わず見入ってしまいます。 「あの土が盛り上がっているのは何だろう?」 と不思議に思うと、ガイドの斉藤さんが 「あれはアナジャコの塚だよ」 と説明してくれ、お客さんと一緒に感嘆していました。 その他にもヒルギの複雑な根の中にはカニや魚なども住んでおり、そこに生きる生物の多さに驚きました。 自然の中のヒルギ林の大切さを実感した瞬間でした。 その慶佐次川からカヌーでエメラルドグリーンの海に出た時の感動はなんとも言いようがありません。太陽の陽射しを受けると海面はさらに透明度を増し、美しい海の中のサンゴや生物を見ることができるのです。 「この自然の中で暮らせるのもいいもんだな」 と思い始めましたが、ガイドの安仁屋さんから 「台風のときは家屋が破損したり、波も高くなって大変なんだよ」 と台風の多い沖縄の怖さについて聞いて、自然の怖さについても少しだけ分かった気がしました。
自然との共存「潮干狩り」
 
最後に・・・

 こうした環境で暮らしているためか、ここの人達は自然の美しさや怖さを都会の人間よりはるかに分かっていると思います。 自然を意識し、それに合わせて自然に負担をかけないように生活しています。 都会の人は身近に自然がないためそれに対しての知識もなく、自分達のことだけを考え自然を無視した生活をしています。 そうした人間が多い所から来ると、本当にここの人達がゆったりと余裕を持っていることが分かります。 この研修期間で私のような都会の人間も、もっと地球環境について勉強していかなければいけないと思いました。 自然塾でそのきっかけを私は与えてもらったと思います。

 

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