やんばる自然塾
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要です。
 
 島袋 要
やんばる自然塾・チーフガイド

1978年慶佐次生まれ

3月6日からはつつじ祭りがありますので、お気軽に遊びに来て下さい!


 
「小さないのち〜ヤンバルクイナ〜」(2005.03.01)
慶佐次の森
 
飛べない鳥
 今回のテーマは、私達やんばる自然塾のある沖縄県本島北部の“やんばる”と呼ばれる森にしか生息しない『飛べない鳥』ヤンバルクイナにスポットをあててみました。
 1981年に発見され鮮やかな赤いくちばしと足・胸から腹にかけて白黒のしましま模様がある鳥として注目されるようになりました。 が、最近ではテレビのニースや新聞などでヤンバルクイナ『このままでは絶滅』といった記事をよく目にするようになりました。 
絶滅危惧種
村立博物館の標本
 その原因の一つに「ハブ」や「ネズミ」退治の目的で沖縄に入ってきた「マングース」だと言われています。 確かに私の幼少の頃、近くの山や川で遊んでいてもほとんど見る事のない動物でしたが、最近では普段私達のよく使っているフィールドでもある『慶佐次川のマングローブ』でも確認されるほど明らかに増加しています。
 一方で、ヤンバルクイナの交通事故が多発しているという事も深刻な問題です。 これから5月〜6月とヤンバルクイナの繁殖期になります。 ヒナを連れた親鳥達が地中から出てくる昆虫などのエサを求めて道路近くに出てきたところをはねられるということが年々増加の傾向にあります。
ヒカゲヘゴ
 
私にできること

 こうした非常事態は、ヤンバルクイナを始めとした動物達から私達人間に送るメッセージだと思います。 そのメッセージに気付くということが絶滅を防ぐ第一歩だと私は思います。 

 世界的にみても貴重といわれるこやんばるの自然がこれからも守り続けられることを願い、今後もやんばるの自然と上手に付き合っていきたいと思います。

 

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