上谷 真里奈 上谷 真里奈(うえたに まりな)


1986年8月5日生まれ  名桜大学観光産業学科


やんばる自然塾から内定をいただき、研修生として頑張っています。
今回は今年の夏に東洋のガラパゴス「小笠原諸島」に行ったときの話をしたいと思います。
「小笠原諸島」(2008・12・01)
船旅 小笠原までの道のり

 名桜大学でエコツーリズムの講義を受けて、地域特有の自然を持ち、エコツアーを盛んに取り入れている地域が沖縄県西表島・鹿児島県屋久島・東京都小笠原諸島であることを知りました。その中でも小笠原諸島は一度も陸続きになったことのない海洋島であるため固有種が多く見られ、この島特有の進化を見られることから「東洋のガラパゴス」と呼ばれています。小笠原は東京から約1千キロメートル離れた場所に位置します。しかし空港はなく、船で25時間かけて行くしか方法はありません。「東洋のガラパゴス・小笠原諸島」に胸を躍らせながら25時間を過ごしました。
小笠原の森

 到着日にはトレッキングのツアーに参加し、小笠原の自然に触れてきました。小笠原は大陸とつがった事がないので自生する植物は、海流に乗って運ばれた種や、鳥によって運ばれたもの、風が運んだものが小笠原の森を形成していました。海岸線には沖縄本島と同じように、オオハマボウ、モモタマナ、タコノキなど見慣れた植物が自生していました。しかし、山を登ってみると、大きさは違うけれど沖縄本島では海岸線でしか見たことのないオオハマボウによく似た植物が自生していました(テリハハマボウ)。これは種が少ない分、競争も少なく、進化し適応しながらオオハマボウが山を登っていったそうです。このように海洋島ならではの進化をし、小笠原に自生する樹木の70%が国の天然記念物に指定されているそうです。夜は、ナイトツアーにも参加をしました。小笠原にはハブのように、毒をもった蛇などがいないので安全なのだそうです。哺乳類で唯一の固有種オガサワラオオコウモリや光るきのこグリーンぺぺを見る事ができました。沖縄とは違う自然が見れて、とても勉強になったし、なによりとても楽しかったです。
小笠原の大自然
念願のイルカ ボニン・アイランド

 小笠原の海の色は濃いブルーでした。これは火山活動によってできた島であるためリーフが形成されず島を出るとすぐ深い海になっているからです。その為、クジラやイルカも島の近くまで来ることができ、簡単にホエールウォッチやドルフィンスイムができます。また昔、定住者がいなく「ボニン・アイランド(無人島)」と呼ばれていたことからこの色のことを「ボニン・ブルー」と呼ぶようになったそうです。そして、もちろん私の趣味であるダイビングもしてきました。いつも潜っている暖かいところに住む魚と、寒いところに住む魚を一度に見る事ができました。また、休憩中には昔からの夢だったドルフィンスイムをすることができ、泣きそうなくらい嬉しかったです。
 
 いつも身近にある自然以外を見ることで知識として身に付けるとともに、もう一度自然を見直すことができました。「問題点」や「強調すべき点」など少しずつ見えてきた気がします。これからもっともっと勉強することが増えそうです。