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有川 萌(ありかわ もえ) | ||||||
1982年生まれ 東村在住 皆さんは「黄金言葉」という言葉を聞いたことがありますか?これは、沖縄で昔から言い伝えられてきた教訓や親の教えを表したもので、“沖縄版ことわざ”といったところでしょうか。 今回は、そんな黄金言葉の中からいくつかを選んで皆さんに紹介しようと思います。 |
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| 「黄金言葉(くがにことぅば)」(2008・10・01) |
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まず、「命どぅ宝」(ぬちどぅたから)。これは黄金言葉の代表といってもいいですね。意味も文字通りで、命が1番の宝だよということです。これに似た言葉に「命果報どぅ孵果報」(ぬちがふーどぅしでぃがふー)というのもあります。これは“幸せというのは、命あってはじめてなれるもの。生きてさえいれば、いつか必ず幸せに巡り会えるよ”という意味です。どんなに辛いことがあっても、それを乗り越えることができれば沢山のものに感謝できるようになります。何に対しても感謝の気持ちで接していれば、知らない内に幸せが付いてくるものです。 |
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次に、私の大好きな言葉「行逢ば兄弟、何隔てぃぬあが」(いちゃりばちょーでー、ぬーへだてぃぬ あが)。これは“何かの縁あって出逢えた人は皆兄弟と同じ、何の隔てがあるのか”という意味です。最近は「行逢ば兄弟」の部分だけ使われたりしますが、後方の文章があるからそこの「行逢ば兄弟」なんだと私は思います。どんな人種であろうが、どんな障害を持っていようが、人は人。何を基準に差別する必要があるの?ということです。沖縄でいう、「人類みな兄弟」ですね。 |
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そして最後に「言葉や銭使」(くとぅばやじんじけー)。これは“言葉はお金を使う時のようによく考え、慎重に用いらなければならないよ”という意味です。言葉は使い方によってはお金と同様、善にも悪にもなる性質をもっています。何気なく言った一言でも、その言葉によって活き活きする人もいれば、傷つく人もいたりするんですよね。それだけ、言葉には目に見えないパワーが秘められているのです。お金よりも気軽に使えるものだから余計に、気をつけないといけないなぁと思います。 沖縄の心や人としての在り方、そういったものがこの「黄金言葉」の中には込められています。人との触れ合いの中で感じることも多いですが、字で表してみるとまた違った感じ方ができますね。ずっと昔から伝えられてきたこの沖縄の人達の思いを、もっと沢山の人に知ってもらえたらいいなと私は思います。 |
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