ヒローです。 斉藤 弘幸

やんばる自然塾スタッフ

1980年東村字平良生まれ

多くの人と触れ合い楽しくガイドすることを目標に日々努力しています。自分自身のガイドのレベルが上がるように今年も頑張ります。

「沖縄の方言」(2004・03・01)
慶佐次区のムラシーサー はじめに
 
 やんばる自然塾のエコツアーに参加する約9割が本土からのお客様です。少しでも本土のお客さんに方言を知ってもらうために今回のコラムは「ウチナーグチ」(沖縄の方言)についてお話したいと思います。
方言について

 沖縄の島々を大きく分けると、本島、宮古諸島、八重山諸島で成り立っていて、言葉や発音も異なってきます。したがって、琉球列島の言葉をすべてひっくるめて「ウチナーグチ」と言うことは、難しいです。本島の中でも那覇(南部)、沖縄市(中部)、やんばる(北部)で地域によって発音やアクセントなどに大きな違いがあります。

ですが、最近ではドラマでおなじみの「ちゅらさん」などもあって沖縄の方言(ウチナーグチ)が本土の方々に親しみやすくなっているはずです。

次に私の住んでいる、やんばるの東村の方言について話をします。東村は、6つの集落から成り立っていて人口約1800人の小さな村です。その中でも“川田”という集落の方言に特徴があるので紹介したいと思います。

慶佐次共同売店(オジー、オバーのゆんたく)
ダイコン⇒デークニ 現状と今後について思うこと

     方言(他の集落)     川田
畑   →    ハル     →  パル  
足   →    ヒィサ     →  ピィサ 
おでこ →    ヒテェ     →  ピテェ 
寒い  →    フィーサ   →  プィーサ
ハエ  →     ヘェー    →  ペェー 
上記のようにハ行の発音がパ行に変化しています。しかし、今では方言を使う人は、お年寄りのオジーやオバー達で、若い世代の人達の間では使われません。

近年、若者から方言が少しずつなくなってきています。正しい方言を使えなかったり、オジーとオバー達と会話ができないということがおきます。それを考えると、私もなるべくオジー・オバー達おしゃべりするようにしています。これからも沖縄の歴史や文化をなくさない為にも、後の若い世代に伝えていきたいと思います。